💕浜川崎駅の看板がいろいろと怖すぎて震え悶えた話 - ひにログ

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鶴見線に「浜川崎」という駅がある。東京からうまくいけば30分程度で辿り着ける、工業地帯ど真ん中の無人駅である。なんだか面白そうなので、行ってみたら、あらゆる看板が怖い街だった。


浜川崎駅はここです。

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目的地、「浜川崎」到着

鶴見駅から20分くらいで工業地帯の無人駅、「浜川崎」に到着。


乗り換えるべく階段を上ると・・・・・・・


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左が乗り換え、右は出口なのかな・・・・


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右に曲がってみると、え?なんか書いてあるぞ、なんだろう・・ちょっと見てみよう


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こええええええええええええええええええ!

立ち入り禁止って、こっち側はまさか降りられないのか。
船舶港湾保安法って、すごくやばそう。
立ち入ったら逮捕されかねない雰囲気だよ。どれだけ特殊なものを取り扱っているんだろう・・。


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射殺覚悟でのぞき見。


そこで目にしたものは・・・・・・!




言えない、怖すぎて言えない。勇気のある方は是非、自分の目で確かめてきてほしい。


同じ駅で左には出れて右には出れないとか、そんなスペシャルな駅だっただなんて・・。やっぱり来てみるべきだ、来ないとこんなこと分からなかったよ。




気を取り直してさくさく乗り換えるよーということで、改札にもどろうとすると


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「タッチをせずにお乗り換え。」
まさかのキセル推奨。


恐る恐る、タッチしないで通り抜ける・・。よかったブザーは鳴らない。
よーし、いいぞ、これでやっと乗り換えだ。


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ん?なんだろうあれ。謎の緑の箱・・・。何のためにそこに?


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近づいてみた。
?????なんだろう。



回り込んでみると衝撃の答えが。
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「これはキップ」
この緑の箱がキップ?「This is a Kippu?」私がこれまで切符だと思っていたものは何だったの。

こんなにも堂々と切符ですと言っているのだから、たぶんそうなんだろう。
怖すぎる。生半可な気持ちで来るべき場所ではなかったのかもしれない。


呆然としていたら、また注意書きが。
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尻手駅長から直々の伝達内容がまさかの内容すぎる。「ネコに餌を与えないでください」ってこの駅はだれかの家?駅長の家なの?


気を取り直して、歩いていると


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周辺地図発見!

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今ココ!って文言が、妙に親しみやすいのに、赤い文字で「本ヅ」って書いてあるのは何なんだろう。一般人にはわからぬ隠語なのだろうか。


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こっちも駅、らしい。まさかの浜川崎、3駅もあるなんて。驚きすぎる。調べたら、れっきとした駅で、JR貨物の駅とのこと。JR貨物の駅員が駐在しているようだ。


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そして、やっぱり、入ってはだめらしい。この⑮のマークは一体・・・?R15的なものなのか。。


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もうこの標語も怖い。


さすが向こう側には行けない駅・・・。ただものじゃない感がぷんぷんする。

少し歩いてみると、、

うんうん。理容室ね、普通のお店もあるのね。うんうん、保温ね。


って、

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保温工業・・・・・・?!

初めて聞いたジャンルすぎてどんな仕事をしているのか想像がつかない。魔法瓶とか作るのかな。保温専門企業、気になる。


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またしても地図発見!
まっすぐ進むとTHINK・・。なんだろう、なんかの施設なんだろうけど、まっすぐ進んだらTHINK。

まっすぐ考えろ?

建物名ばかりで普通の地名がない地図。こわい


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ものすごい低い地下通路(本日2度目)発見。私の身長が157cmなので、その低さを感じてもらえるだろうか。


このトンネルの手前には、

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川崎ハード。
たしかに。もうこの状態、とってもハードコア。川崎ハードすぎるのはたしか。

横のガードレールをおもむろに見ると・・・

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「てめえ」「やめろ」「エサ与えるな」

こわいこわいよ。養生テープのこんな使い道があるなんてわたし知らないよ。


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よく見ると、お花の下、地面にも貼ってある。まじかよ。どれだけ注意したいんだよ。


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すこしずれた位置のガードレールにも貼ってある!

「早朝エサやる人」「近所迷惑やめろ」
説明が若干詳細になってる!いや、問題はそこじゃない。こわい



もう怖すぎるので、戻ろうと唯一普通だった理容室の前を通りかかると

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この濁点取れのお約束感。一気に脱力。カネボウもびっくり。
「ハーハーチェーン」ってなんだか角海老グループ的なものを彷彿とさせる。

少し歩いて乗り換え先の駅のもう1つの浜川崎駅到着。


ご案内看板を見たらものすごくアバウト。
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特に(3)の高額な紙幣のみお持ちの時。

もし私が今1万円しか持っていなかったら、下車するときに「私、高額紙幣しか持ってないからさ、何も通さずに電車乗ってきたんだわ。というわけで精算よろしくね!」と伝えろということだよね。おそらく完全に怪しまれるし、上から目線すぎて、嫌な感じの人になること必至。


もうホームで電車を待とうとしたら、

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ほーむよし!

うん!よし!ありがとう、褒めてくれて。嬉しいよ。乗換のホームに辿り着けて良かったよ。ありがとう浜川崎と思って振り返ったら予想だにしない光景が見えた。


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ホームにずらっと、浜川崎、浜川崎、浜川崎、浜川崎、浜川崎!
えっっなぜに並べた?あれ?どうして?


よく見てみると


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両サイドにおびただしい浜川崎!浜川崎、浜川崎、浜川崎、浜川崎、浜川崎、浜川崎、浜川崎、浜川崎、浜川崎、浜川崎、浜川崎、!

両側全ての柱に「浜川崎」並べたおしてる。こんなにすべての柱で駅名表示貼ってあるところ見たことない。帰るときまで浜川崎の怖さは半端なかった。

あとがき

東京からすぐの工業地帯、浜川崎駅の徒歩連絡は思いがけないびっくりアイテムとの遭遇の連続だった。せいぜい歩いたのは駅周辺の300m程度だったのにも関わらず、こんなにも色々なものに出くわすことはそうそうない。

いわゆる撮り鉄の人々にとってはスポットの1つらしく、子供からお爺ちゃんまでみんなで同じ貨物列車を待ってる光景はほのぼのしていた。それに、降りられない出口の真実はぜひ実際に行って確認してみてほしい。



だが、真の浜川崎駅の怖さは別の所にある。

「Livla」である。

「Livla」という落書きという概念を超えたレベルの落書きが、浜川崎駅周辺のそこかしこにあるのだ。

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これら以外にも多数あった。こんな小さい範囲にありすぎる。右を見ても左を見ても「Livla」。記事中かなり色々なことが起きたがその度に「Livla」もそこにあった。その恐怖は計り知れないものがあった。


最も衝撃だったLivlaはこちら

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もはや落書きのレベルでは無い。ちょとした看板レベル。そして「!」マーク!

「Livla 落書き」で調べた所、横浜~川崎~品川に増殖中の落書きらしい。

手の込んだ看板示レベルのものまである落書き「Livla」
いずれ、Livlaについては本格的に調査したい。